インドでボッタクリと強盗未遂に遭う 編
- Shohei Kurosu
- 2019年2月12日
- 読了時間: 5分
更新日:2019年2月13日
どうもこんばんは、クロスです。
タイトル強烈。
今回はインドでボッタクリと強盗未遂にほぼ同時に遭遇した時の話を
ポルナレフ風に書いていきます。

2019年1月4日 午前2時ごろ
無事にアライバルビザを取得しインド入国。
予約しているホステルまで向かうべく空港でると、外がメチャクチャ寒かった。
インドは温暖な気候をイメージしていたが、
日本の冬を全然変わらない寒さだったのでびっくりした。
とりあえずタクシー探してホステル向かうか、と思っていた矢先
タクシー運転手に声をかけられ、向かうことに。
ここから悪夢の始まりだった。。。
声をかけて来たタクシー運転手はかなりフレンドリーで
後ろの席に座っていたが、「ヘイマイフレンド!前に座っておしゃべりしようぜ!(意訳)」
と言われ助手席移動した。運転中に。
そこでインドの観光場所、美味しいもの、過ごし方など教えてもらった。
インドに関して、ガンジーくらいしか知識なかったので
ホステルに帰ったら調べなきゃなーと思い、地名などいくつかメモしていた。
そして日本人のトモダチいるんだぜ〜といって写真を見せてきたり
他愛もない会話をしていた
車を走らせていると話題が変わり、「デリーは夜危ないから気をつけろよ!」と、忠告された。
えー本当に?まあ言ってるけど、気をつけてれば大丈夫っしょ〜くらいで軽く受け流していた。
タクシー運転手「夜は一人で歩くな、まじで危ないぞ。被害に遭った人も知ってる。暗くなる前に宿に戻った方がいいぞ。」
という忠告をしきりに受けた。
私は親切なタクシー運転手だなあくらいにしか思っていなかった。
そしてタクシーを走らせていると、タバコを吸い出した運転手がクソ寒いのに窓を開け出した。
タバコを吸い終わったのを見計らい
「寒いから窓閉めて?」
と言って閉めてもらったが
すぐ開けないといけない理由がわかった。
インド・ニューデリーの夜中はかなり霧がすごい
窓を閉めると、フロントガラスに結露が発生し
めちゃめちゃ見づらくなるのだ。
結局「結露なっちゃうから、窓開けるわ」と言われ
仕方なく寒い中、自分の側の窓も開けた。
そして30分ほどタクシーに連れられホステルの近くまできたが
何やら様子がおかしい。
ホステル前の道が、ゲートによって通行禁止になっていたのだ。
えっ、なんで???と私もタクシー運転手もなったので
車を停止させ、親切なタクシー運転手がホステルに電話をかけてくれた。
その電話をかけている最中に
左から「ぬっ」と人影が現れ
次の瞬間、外から車内へ手を突っ込み
助手席に座っている自分のボディバッグを剥ぎ取ろうとした。
突然の出来事すぎて放心状態になった。
運転手もパニクってすぐさま車を走らせた。
後ろを振り返ると、数十メートルの距離を追いかけてきた。
めちゃめちゃ怖かった。
追いかけてきたヤツの顔が離れない。
そしてさっき運転手が言っていた意味を完全に理解した。
危険すぎる。
幸いにも貴重品は取られなかった。
取られていたらパスポート・クレカを失ってるところだった。セーフ。
しかしながら、ホステルの問題は解決していない。
このままだとインドでの滞在場所が確保できない。
なぜ道が塞がれているのか。
ホステルのスタッフと電話がつながり、話す。
クロス「道、閉じてるんだけどなんで?」
スタッフ「この時期は旅行シーズンで犯罪が増える。旅行者の安全は保証できないから一時的に締めている。」
クロス「おお、それはわかった。じゃあいつゲート空くの?」
スタッフ「多分、3日後だな。」
・
・
・
3日後?
終わった。
この時はマジで路頭に迷ったと思った。
行くアテがない。
インターネット環境もなければ、地球の歩き方も持っていない。
今自分がどこにいるのさえ満足にわからない。
しかも時間は午前2時半ごろ。
カフェもやっていない。
頭が真っ白になり困惑していると、運転手が近くの旅行エージェント紹介するよと言ってくれたので、そこに逃げ込むことに。
とにかくこの時は強盗の遭遇と、ホステルの件で激しく動揺していたので
一旦落ち着かせようと思っていた
が、
間髪入れず旅行エージェントの人が入ってきた。
話を聞くと、エージェントがインドの旅程を組んでくれるとのことだ
すでにインドからイスラエルへ向かう航空券を取っていたので
いついつまでに、この都市にいく予定だと伝えると
適当にプランを用意してくれて、ホテル代・交通費
全部込み込みの料金案を3つ出してくれた
A :180,000ルピー (280,000円)
B :140,000ルピー (220,000円)
C :95,000ルピー (150,000円)
いや全部めっちゃ高いやん。。。
無理無理、絶対払えん。破産するわ。
可能性としてはCだけど、Cも金ないわ。
学生だから金持ってない、どのプランにも金は払えないと言うと
エージェントは代替案を出してきた
46,500ルピー (72,000円)
いやーーーーー
これだったら、、、、、まあ払えなくはない。
でも払いたくない。めっちゃ高いから。
年始の旅行シーズンで繁忙期、これ以上安くはできないとエージェントは言ってきた。
もうしゃーない、宿泊も交通費も全部込みなので、まあいっかーと
仕方なく46,500ルピーを支払うことにした。
今となってはものすごい後悔しているが
その時は、とにかく早く落ち着きたいという欲求がすさまじかったので、支払った。
(Wifiがあったり、もっと到着を遅らせれば結果違ってたのかなーと思う)
これでなんとか落ち着いたー思ったのもつかの間、
このまま車で数時間走らせたところのアーグラとい街に向かうというのだ。
運転手と軽く挨拶をし、車に乗り込んだ。
寒い中5時間ほど車を走らせ
着いたのが9:30だった。
車内ではずっと寝ていた。
ホテルのチェックインを済ませたら
先ほどの運転手がアーグラを観光してくれるらしい
13:00ロビーに集合を約束し、
一旦ホテルのベッドで仮眠をとって休むことにした。
今日はもうすでに散々だ、旅を始めて帰りたいと初めて思った。
ホテルもめっちゃ寒いし。シャワーお湯でないし。

と言いつつ、この後の観光はしっかり楽しむクロスなのであった。
--
ではまた
Shohei
Comments