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KUROSU TO YOU

​あなたのそばに、的な

砂漠の道

国境を歩いて渡る 編

  • 執筆者の写真: Shohei Kurosu
    Shohei Kurosu
  • 2019年1月9日
  • 読了時間: 8分


どうもこんばんは、クロスです。




より、無事に目的のバスに乗り込んだ続きから。


バンコクから、ミャンマー・ヤンゴンを目指します!!!




今回は時系列とともに。(今回結構長いので、お付き合いください。)





23:20すぎ 夜行バスに乗る



定刻の23:39より早く出発した。



ちょい早めに準備してよかった。



車内は半袖半パンじゃ寒いくらいの冷房が効いていたのでシャツを羽織り、下は配布のブランケットをかけた。



席の隣のおっちゃんが気さくで、よく話してくれた。



出身はカンボジアでアンコールワットの写真を見せてくれた。




旅にはステキな出会いがあるし、いろんな発見もある。



旅って楽しいなー。




とか思っていたら、バス前方のテレビに「Masked Rider」つって昔の仮面ライダー出てきた。




思わず笑った。


仮面ライダーV3という名前らしい。






3:00まえ



バスが止まり、隣のおっちゃんに起こされて、「Eat Eat!」と言われた。




が、寝起きと相まって理解が追いつかない。とりあえずバスを降車。




日本でいうパーキングエリアにきたのかと思ったが、若干違った。


英語表記が一切ない、ローカル感漂うパーキングエリア的な場所



トイレを済ませて食堂的な場所に行ってみると、さっきのおっちゃんがいた。




「乗車チケットを見せるとご飯が無料で食べれるゼ!」と、おっちゃんが教えてくれた。




お!サンキュー!といい、バス車内へチケットを取りに戻る。


(隣のおっちゃんと仲良くしてよかった。と思う)




現在午前3時。


こんな時間にクレイジーだろ!って思ったけど、カオマンガイを食う。(写真撮り忘れた)




案外量も多くなく、ぺろっと平らげバスに戻った。




早く食べないと勝手に出発されそうで怖かったから、余計に急いで食べた。




案内してくれたおっちゃんは、飯を平らげ先に車内に戻っていた。




体がベトっとしててシャワーを浴びたい気持ちを抑え自分の席に着く。



Googleマップを見るとまだ1/3程度しか進んでいないので、着くのは8時とかかなぁ。

早く着きますよーに!と祈り眠る







国境付近の車道。

8:00 警官によるパスポートチェック


国境に近づくにつれ山道になり、道路もボコボコなのでバスの揺れで起床。



起きたら周りが明るくなっていた。そしてあたりは木々。



警官がパスポート確認しにきたが、「Japan Passport」を見せると



「あぁ、おまえ日本人ね」って感じでパスポートを受け取り、一瞬で確認作業が終わった。笑




8:20 便意到来


そろそろ着くころかな〜思いブランケット外したら、便意がきた。

(この時ハーフパンツ着用)



出発日と同じ、下半身を冷ましたことが原因の例のヤツだ。

(詳しくは いざタイ入国!編 参照)



下にトイレあったのを確認していたので、行く。



ここでトラブル発生。




トイレットペーパーが無い。



そして、めちゃめちゃ左右揺れる。





しかーし、この程度のトラブルではクロスは動じない。




度重なるトラブルで、精神が鍛えられたのである。




この状況ををなんやかんやで乗り切り(詳細は割愛)

無事にトイレを終了させた。




徐々に生き抜く力身についてる気がする。




でも真っ赤なバスのトイレを俺は忘れない。


なぜかトイレが真っ赤だった。



9:00ごろ



ついにバスステーション到着!



隣に座っていたおっちゃんがイミグレーションまでの行き方を教えてくれた&バイタクを安値で紹介してくれた。



バイタクで10分ほど走らせ、運転手に60バーツ(約180円)支払いイミグレーションに着く。



サンキュー、カンボジア人のおっちゃん!



タイ・メーソートのイミグレーションオフィス。この道をまっすぐ行けば、ミャンマーだ。



歩いて行くと係員にジャパニーズ?と聞かれ、1番ゲートに来いと言われた。




1番ゲートで出国の手続きをすべく、入国時に機内で書いたもう片方のdeparture部分に必要な要項を記し




スタンプを例のごとくボン!と押されて「Go to Myanmar」と言われた。




これでミャンマーにいける!!!と思い嬉しかった。


川を挟んで左側がタイ。右側がミャンマー。


タイとミャンマーの国境はこのように川を挟んで別れていた。



「国境を歩いて渡る」という経験は、島国・日本で生活していたら絶対に味わえない経験なので、成し遂げてみたかった。



小学生の頃、市の境にある国道で、ジャンプで越境した時


「俺、今〇〇市ー!」


みたいな遊びをしていた少年が、11年の時を越え



国境を歩いて越える。なんとも感慨深い瞬間。







そのまま10分ほど歩き、ミャンマーのイミグレーションオフィスが見えてきた。



そしてイミグレーションで手続きをする。



私の前に並んでいた欧米人カップルは、出国審査をスルーして来たため出国スタンプを押されなかったらしい。


(ゆるゆるなので全然スルーできる)




というわけでカップルは泣く泣くタイのイミグレに戻り、またミャンマーのイミグレーションを経由してヤンゴンに来るのだろう。幸あれ。





入国審査自体はものすごーくあっさりと終わり、無事にミャンマー入国した。



ついに自分の足で、国境を越えることができた。



ミャンマー入国!の顔


入国のスタンプをもらい、次はヤンゴンへ向かわないとならない。




オフィシャルのバスは9:30発と教えてもらった。



時計をみると、現在9:10。急がなければ。





イミグレーションのすぐ傍にいたおっちゃんに「バスターミナルどこー?」


って聞くと、


「ちょい遠いからおっちゃんが連れてってやるよ!」



バイクでブローっと5分ほどかけてバス乗り場へ、向かう。


おっちゃんと私




「ミニバスだし11時間かかるぞ?」と言われたが、それ以外に手段もないので即答でオーケー。



ミニバスの料金支払うところで450バーツ(約1,500円)支払い、


お釣りをミャンマーの通過、「チャット」に変えてもらった。




「ちょうどミニバンで待ってる人MAXになって出発するぞ!お前ラッキーだな!」といわれた。



どうやら定員12人、乗車する人がいっぱいにならないと出発しないシステムらしい。




私がちょうど12人目だった、ラッキー!




「あの車に乗って!」と言われ



指を刺された先にあったのが、こちら↓




おお、、、、、これか。。。。




ミニバンに小さな子供含め13人が乗車している、パンッパンの状態である。



(この車で11時間乗り続けるのか)、と思ったが




すでにバスで9時間ほど移動してきて感覚がバグっていたのか、



まあいけるっしょ!っていうテンションなのだった。





そして私を乗せたミニバンは出発。




しかし、20分ほどで



車の上にバイク2台を積み(ここで30分くらい停車)



またすぐ止まってガソリン入れる。


荷物をぶん投げ、車の上に固定する。すでにバイク2台積んでいる。上に乗っているのが運転手。

このように出発し、すぐ停車を繰り返すのであった。



また、ミャンマーの人で英語を話せる人はあまりいない。



車内で喋れる人は2人いたが、席も遠かったので雑談できる状態じゃなかった。



そして道自体も舗装されておらず、砂埃がビュンビュン舞う状況。




そしてスマホの通信環境も持ち合わせていないため、メモにブログのネタとなる文章を書き連ねていった。






10:50 また停車



今度は何よ、、、




車から降ろされ奥に行けと指示される。

そこで待っていたのは




【洗車】



えっこのタイミングで!!!?????



いやまあミャンマー確かに砂埃多いしな?事情あるかもしらんしな??



どんどん到着が遅れ、ホステルのチェックインに間に合うか心配になった。




12:00-13:00 昼ごはん休憩



車内の女性2人が飯に連れてってくれた。



バイキング形式のランチだった。



魚をぶつ切りにしてカレー粉まぶして揚げたやつ、マンゴーのピリ辛サラダ、豚肉の煮物に米、スープなどたくさん付いて4500チャット(約300円)と安い。



レストランでは10歳くらいの少年も片付けを手伝っていた。


ミャンマーでは少年・少女でも働いているのをよく見かけた。



少年よ頑張れ。




14:00 目的地・ヤンゴンまで残り2/3



車が停車することは少なくなり、かなりスムーズになった。


たぶんヤンゴンまで残り2/3くらい。





パーティ会場からほど近い、パゴダの様子。車内から撮影。

16:30 パーティ


道端でどんちゃん騒ぎのパーティがやっていた。


若者中心で、みなアイスを片手にうろちょろしていた。


車内の人に聞くと、12月のイヤーエンドパーティらしい。国は違えどパーティ文化は似ていた。





18:00 4回目の休憩


トイレにいってたら買い物の時間全然なかったので急いで乗車。


車内のおばさんにライチのジュース奢ってもらった。



俺は早くホステルにつきたいが、このペースで着くのか不安が募る。





19:00 停車、乗っけていたバイク2台を降ろす。


全然知らん人らとムエタイ観戦した。

また停車したか、と思ったら


最初に乗せたバイク2台のうち1台を下ろしていた。



暇そうにしていたら、その家の兄ちゃんがリラックスしろよ、と言わんばかりに水を出して休憩スペースに案内してくれた。



色々聞きたいことがあったが、いかんせん英語喋れないので静かにした。



ヤンゴンまであと100kmくらい。


リラックスさせてもらってる家のムエタイを観た。




19:45 客の入れ食い



隣の女性が電話でなにやら話し合っている。



どうやら先のバスターミナルで降りるか、ここで降りて知人に迎えに来てもらうかを今すぐ決めるシチュエーションだったっぽい。



その結果隣の女性が降車し、代わりに謎のおっちゃんが乗ってきた。



「おまえ誰やねん。。」で頭がいっぱいだった。




20:17 軽食タイム



謎のおっちゃんが降車し、かるーく休憩をとった。



茹でたウズラを2つ頂いた。ミャンマーではメジャーな食べ物ぽい。



あと海鮮のかき揚げ食った。ものすごい硬かった。笑



東南アジアは屋台で揚げ物料理が多い。



そのためお腹だけポコンと出た男性をよく見かける。




20:30 ミャンマーの果物、実食



Green Eat Eggsというフルーツを勧められ、食べた。


これがGreen Eat Eggs。


皮をむいて食べる、ミャンマーではおなじみのフルーツらしい。


(初見にんにくかと思った)



いざ食べてみたら、シャリッと食感にみずみずしさがあって、甘みのない梨みたいだった!



それを食べた直後水を飲もうとしたら、



「No No No!」



と車内の2人に牽制された。



なぜかというと、ミャンマーで食べた直後に何かを飲む行為は、「食べ物が苦かった」っていう態度を示すらしい。



へぇボタンがあったら12回くらい押したい。




21:15



続々と人が降りて行く。



車内は人数が減り英語を話せる人たちと会話できる状況になったので、他愛もない会話に花が咲く。


なんで飛行機使わないの?とか、ヤンゴンのどこいくの?とか聞かれた。



一方で私も色々と質問した。



するとその女性たちはタイで働いていたことがあり、ちょこっと英語とタイ語が話せるらしかった。



今日1日ろくに人と会話せず感覚が鈍ったのか、若干会話がぎこちなかった。笑




22:00すぎ ついにバスターミナルに到着!


積んでいた荷物を降ろす。

長かった旅も終わり。



仲良くしてもらった女性らともお別れをした。



バスターミナルのトイレを借りたが凄まじく汚く、ミャンマーの途上感をまざまざと見せつけられた。



22:30



タクってホテルへ向かう。


運転手に最初ふっかけられたのが50,000チャット。



日本円で3500円だったので、ふざけんなと言ったら半額以下にあっさりなった。



それでも高いかなーと思ったけど、我慢して乗る。(調べたら相場の倍払ってた。)




23:00 ホステル到着


綺麗、快適なヤンゴンのホステル。


この旅3件目のホステル、Littel Yangon Hostelのチェックインを済ませた。



かなり時間はかかったが、無事ミャンマーについた。



そして1日ぶりのインターネットだ。



SNSでのやり取りを済ませ、眠りについた。


--


ついに国境を越え、ミャンマーに着いたクロス。


次回はミャンマーの生活をお届けします。


それではまた。


Shohei

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